白谷雲水峡と太鼓岩|もののけの森を70代一人旅で歩く(屋久島)

九州の島

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。

とうとう屋久島最終日。締めくくりに選んだのは、白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)——映画『もののけ姫』の舞台になったといわれる、苔むす森です。「最終日、しかも70代の足で、また森を歩けるかしら」と少し不安でしたが、ここはコースが選べるので大丈夫。私は縄文杉でお世話になったガイドさんと、もう一度森へ入りました。☺️

白谷雲水峡へ——アクセス・協力金・コース選び

「白谷雲水峡 屋久島自然休養林」と書かれた入口の木製看板(林野庁 屋久島森林管理署)

白谷雲水峡のうれしいところは、体力に合わせて3つのコースから選べること。

  • 弥生杉コース(約1時間):苔の森を手軽に。70代でも気軽に楽しめます
  • 奉行杉コース(約3時間):見どころが増える中級コース
  • 太鼓岩往復コース(約4時間):絶景の太鼓岩まで。登りもある本格コース

📝 70代の足メモ:アクセスは宮之浦港から白谷雲水峡行きのバスで約40分(本数が少ないので時刻は事前確認を)。入口で入山協力金が必要です(2026年4月から800円)。「太鼓岩はちょっと自信がない」という方は、弥生杉コース(約1時間)でも、もののけの森の雰囲気はたっぷり味わえます。料金・運行は変わることがあります。2026年時点・最新は公式でご確認を。

白谷雲水峡の沢の道。苔むした岩の上をストックを持って歩くガイドさん

実際にこんな沢の道を歩いて行きます。綺麗な川ときれいな空気、マイナスイオンに包まれている感覚で、都会の毒素(笑)が全部浄化される気持ちになります😊

屋久杉さん達、人間の毒素を吸収して浄化してくれてありがとう、この自然がこの先もずっと続くように願っているからね☺️

ここでも見られる様々な屋久杉たち

白谷雲水峡でも様々な屋久杉達に出会うことが出来ました😊

白谷雲水峡のくぐり杉。幹の根元がアーチ状に開いた屋久杉と、その前に立つ70代ひとり旅の女性
白谷雲水峡の七本杉。樹高18mの説明板と、幹に白いシャクナゲの花が咲く苔むした巨木
白谷雲水峡の武家杉・公家杉。並んで立つ二本の苔むした屋久杉と名前の看板

苔むす森——『もののけ姫』の世界

白谷雲水峡の「苔むす森」の標識と、苔に覆われた木の階段
白谷雲水峡の苔むす森。岩も倒木も一面の緑の苔に覆われた『もののけ姫』の舞台の森

もののけ姫の森を(1時間30分程度)歩いていくと、息をのみました。一面の苔、苔、苔。岩も倒木も地面も、しっとりとした緑の苔に覆われて、光が差し込むと、森全体がやわらかく発光しているよう。どこからか、あの森の精霊(こだま)が、ひょっこり顔を出しそうな気配すらあります。

あまりの神秘的な美しさに、しばらく言葉を失って立ち尽くしてしまいました。70代にもなると、たいていのことには驚かなくなるものですが、自然の前ではまだまだ子どものよう。この森を、最終日にとっておいて本当によかった。

▶️白谷雲水峡のトレッキングツアーのお申し込みはこちらから!!

太鼓岩への登り——最後はひとふんばり

白谷雲水峡の辻峠。苔むした屋久杉の根元に立つ「辻峠」の道標

私は思いきって、太鼓岩まで足をのばすことにしました。苔の森を抜けると、道はだんだん登りに。正直、最後の10分から15分はさらに勾配がつき、足元も不安定のためリュックサックを横道におき、身ひとつで登りました。最後の「ひとふんばり」が必要でした。

うーん、70代にはちょっときついな、なんて思いながらも、ガイドさんに「ゆっくりで大丈夫」と励まされながら、一歩ずつ進み無事に登りきることができました😊やった!

太鼓岩の大パノラマ

白谷雲水峡・太鼓岩の上で両手を広げる70代ひとり旅の女性。背後に屋久島の山々の大パノラマ

登りきって、岩の上に立つと——目の前に、さえぎるもののない大パノラマが広がっていました。屋久島の山々が幾重にも連なり、奥には九州最高峰の宮之浦岳まで望める絶景です。ここまで歩いてきた疲れが、ふっと吹き飛びました。

風が気持ちよくて、岩の上にしばらく腰を下ろして、ただ眺めていました。何千年もこの島を見守ってきた山々を前にすると、自分の人生のあれこれが、なんだか可愛らしく思えてくるのです。

「普通は見えないんですよ」——遠くの山影

太鼓岩から望む遠くの山影。山の稜線の向こうに開聞岳がうっすらと見える

このとき、ガイドさんが遠くの空の方を指して、「あ!!開聞岳、今日は見えますね。普通は見えないし、見えても気づかない人が多いんですよ」と教えてくださいました。

なんでも、ガイドの方でも気が付かない、気がついても知らない方も多いとか。さすが熟練ガイドさん😊頼りになる!

澄んだ空気の日にだけ、ぽつんと姿を現す開聞岳——ほんとだ、うっすらと山が見える☺️めったに見られないものを見せてもらえたのは、なんとも幸運なこと😊最終日に、自然がくれた特別なごほうびだったのかもしれません。

おわりに——最高の最終日、のはずが

苔の森に癒やされ、太鼓岩で絶景に出会い——これ以上ないほど満ち足りた、最高の最終日。……のはずでした。ところが、この後、出口まであと少しというところで、思いがけない出来事が私を待っていたのです。続きは次の記事で、正直にお話しします。

👉【関連記事】屋久島 一人旅で転倒・入院|70代が学んだ“無理しないシニア旅”

📝 白谷雲水峡の旅メモ

  • コース:弥生杉(約1h)/奉行杉(約3h)/太鼓岩往復(約4h)。体力に合わせて選べる
  • 協力金:入山時に800円(2026年4月〜)
  • アクセス:宮之浦港からバスで約40分(本数少なめ・要時刻確認)
  • 太鼓岩:絶景。ただし登りあり。自信がなければ弥生杉コースでも森は十分楽しめる
  • 70代の足での感想:ガイドさんと一緒に、ゆっくりで太鼓岩まで行けた

コメント

タイトルとURLをコピーしました