礼文島の花めぐり|70代が歩いた7月のレブンウスユキソウと桃岩展望台コース(礼文島・利尻島⑤)

北海道の島

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※この旅は、離島旅をはじめたばかりの60代後半のころのお話です。(いまは70代、まだまだ島を歩いています😊)

※2017年7月の体験です。花の見頃は年により前後します。最新は礼文島観光協会などでご確認ください。

礼文島は「花の浮島」と呼ばれます。

高い山にしか咲かないはずの高山植物が、この島では海のそばで咲いている。それは礼文島が、それだけ北の、涼しい島だからです🥰

60代の終わりの私が、7月の礼文島で出会った花と、花の道を歩いた2日間の記録です。

礼文島の花、見頃はいつ?

5月下旬〜6月 花の種類がいちばん多い季節。幻の「レブンアツモリソウ」は5月下旬〜6月中旬。礼文島だけに咲く固有種です
7月 私が訪ねた季節。レブンウスユキソウの見頃(6月下旬〜8月)にあたります
8月 夏の花へ。人は少し落ち着きます

結論から言うと、7月でもじゅうぶん、花の島でした。歩けば道ばたに、次から次へと花が現れます。

1日目——礼文林道を歩いて、礼文滝へ

この日は朝、雨。出かけるころにはやんで、霧のち晴れ。島の天気は、ころころ変わります。

バスを降りて、礼文林道へ。舗装のない、花の道です。

礼文島のレブンウスユキソウ(雨粒がついた花)
レブンウスユキソウ。白い星のような部分は、花びらではなく葉が変化したものです

そしてこの道で、私は会いたかった花に会えました。レブンウスユキソウ。ヨーロッパの「エーデルワイス」の仲間で、この島にしか咲かない白い星のような花です。

礼文島の礼文滝
礼文林道を歩いた先の礼文滝。ここまで来ると、海の音が聞こえます
礼文滝の前に立つ70代ひとり旅の女性
礼文滝の前で。ここまで歩いてきました

林道から谷へ下ると、礼文滝。海のすぐそばに落ちる滝です。滝から海岸沿いを歩き、元地(もとち)へ。桃岩のトンネルを抜けて、地蔵岩を見上げて帰りました。

2日目——桃岩展望台コースは「天空のお花畑」

礼文島 桃岩展望台コースの案内看板
桃岩展望台コースの入口。ここから「天空のお花畑」がはじまります

翌日はバスで桃岩展望台へ。ここから北のカナリアパークまで、尾根の上の道を歩きます。

この道は、礼文島でいちばん有名な花の道。晴れていれば、眼下に海、正面に利尻富士が見えるはずでした。——そう、この日は霧。まっ白の中を歩く花の道も、それはそれで、夢の中のようでしたけれど😊

ミヤマオダマキの紫、ウスユキソウの白。風に揺れる花たちを、何度も立ち止まって眺めました。

礼文島に咲くチシマフウロ(紫色の花)
チシマフウロ。花びらの濃い筋と、萼のふさふさした毛が目印です
礼文島の固有種レブンキンバイソウ(濃い黄色の花)
レブンキンバイソウ。礼文島だけに咲く花で、桃岩展望台コースの「キンバイの谷」はこの花が名前の由来です
礼文島のレブンウスユキソウの群生
レブンウスユキソウの群生。ひとつずつ、星が落ちているようでした
桃岩展望台コースに咲くチシマフウロ
道のわきにも、ずっとチシマフウロが咲いていました
礼文島に咲くイブキトラノオ(ピンクの穂状の花)
イブキトラノオ。ピンクの穂が風にゆれていました
霧の北のカナリアパーク(礼文島)
霧の北のカナリアパーク。島の天気は変わりやすいのです

終点の北のカナリアパークは、映画のロケ地になった木造の校舎が残る場所。霧に包まれた校舎は、それこそ映画のワンシーンのようでした。何もしないで、しばらくベンチに座っていました。

そうそう、この道の途中で、数日前に宿でご一緒した旅の方と、ばったり再会しました。小さな島では、こういううれしい偶然がよく起きます🥰

礼文島から見た夕方の利尻富士(利尻山)
夕方の利尻富士。花を見た一日の終わりに

そして夕方、宿へ戻るころには空が晴れて、海の向こうに利尻富士がすっきりと姿を見せてくれました。霧の一日の、ごほうびのような眺めでした☺️

当時の足でも歩ける?

桃岩展望台コースは、歩けます。尾根の上のゆるやかな道で、危ない場所はありません。ただし風が強い日は帽子が飛びます。あご紐つきが安心です。

礼文林道・礼文滝は、すこし健脚向け。滝への下りは足もとに注意。歩きなれた靴で。

持ち物は、長そで・帽子・カッパ・水。7月でも風が出ると冷えますから、羽織るものを忘れずに。

おわりに

高い山に登らなくても、道ばたに高山植物が咲いている島。それが礼文島です。

花の名前がわからなくても、大丈夫。「きれいねえ」と立ち止まる、その時間が花めぐりです。

この島には、もっと花を見ながら歩ける名物コースがあります。「愛とロマンの8時間コース」——その話は、また別の記事で😊

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