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※この旅は、離島旅をはじめたばかりの60代後半のころのお話です。(いまは70代、まだまだ島を歩いています😊)
※2017年7月の体験です。お店の営業状況やお値段は変わりますので、最新は現地でご確認ください。
先に白状します。私はふだん、ウニなんて食べません☺️
倹約と質素が信条の暮らしです。スーパーのウニのパックの前を、素通りして何十年。
でも、旅は特別。その島でしか食べられないものは、その島で食べる。それが私の旅のぜいたくです。
そして礼文島は、そのぜいたくをするために生まれてきたような島でした🥰
礼文島のウニ、時期はいつ?
| ウニ漁の季節 | 初夏から夏(6月〜8月ごろ)が目安です |
| 種類 | バフンウニ(濃厚・お値段高め)とムラサキウニ(上品・さっぱり) |
| 名物もうひとつ | ほっけのちゃんちゃん焼き。礼文の家庭の味です |
私が訪ねた7月は、ちょうどウニの季節。「せっかくなら」と、財布のひもをゆるめる覚悟を決めました😊
お昼は「ちどり」で、ほっけのちゃんちゃん焼き

香深の食堂「ちどり」で、名物のほっけのちゃんちゃん焼きをいただきました。
ほっけを味噌で焼く、礼文の郷土料理です。ほっけの干物は東京でも食べられますが、生のほっけを味噌で焼いたものは、産地でなければ出会えません。
白いご飯に、味噌のからんだほっけ。これはもう、間違いのないおいしさでした。

⚠️ 2026年8月現在のご注意
「海鮮処 かふか」は、2026年8月8日に臨時休業のお知らせが出ています。おでかけの前に、香深漁業協同組合の公式サイトで最新の営業状況をご確認ください。
香深漁業協同組合 公式サイト
※この記事は2017年7月の体験です。営業時間・料金は変わりますので、最新は公式でご確認ください。
夜は、5,000円の三色丼という暴挙へ

そして夜。香深港のそば、フェリーターミナルから歩いて5分ほどのお店「海鮮処 かふか」で、私は生涯いちばんのぜいたくをしました。
ウニ・イクラ・トビッコの三色丼、5,000円です。
ふだんの私なら、丼ひとつに5,000円なんて出しません。我ながら思い切りました。でもね、ここは礼文島。ウニの島です。ここで食べなければ、いつ食べるのでしょう。
濃厚なウニの甘みに、プチプチのイクラとトビッコ。まさに宝石箱のような丼でした😊
お供には「氷頭(ひず)なます」という、鮭の軟骨の酢の物も。コリコリとした食感で、これは初めての味でした。

ぜいたくの予算メモ
三色丼で5,000円。ふだんの私なら卒倒する金額です。
でも、こう考えました。東京で同じものを食べたら、この倍はする。そしてこの鮮度は、東京にはない。
私は、体験にはお金を払うことにしています。ものは残りませんが、思い出が残ります😊それは旅が終わっても、思い出として残り「あの時のうに美味しかったな」と何度も思い返してはその時の旅の思い出を楽しめます☺️
早く体験すればするほど、体験は思い出に残りより長い時間楽しめるので、お金をかけるかけない関係なく、皆様にはいろいろな体験をしていただきたいのです☺️
だって、人生は短いのです。「次はない」——そう思って旅をしていると、目の前の一皿が、ぐんと大切になります😊
何年たっても「あのウニはおいしかったねえ」と思い出せるのだから、安い買い物だったと思っていますよ🥰
おまけ——最北のラーメン屋さんと、親切なご主人
もうひとつ、礼文島の食の思い出を。こちらは島の北部、船泊(ふなどまり)でのお話です。
泊まっていた宿・星観荘のおすすめが、ふもとの町のラーメン屋「双葉食堂」さん。日本の島でいちばん北にあるラーメン屋さんなのだとか🥰。
その日私は、いまは使われていない礼文空港のあたりを散歩していました。お昼が近くなり、坂を下って船泊の町へ向かいます。ところが歩けども歩けども、車の一台も通りません。
そこへ、車の音。私は思わず手を上げました。「ラーメン屋の双葉食堂さんに行きたいんです」
すると運転席の方が、ひとこと。「それ、俺の店」
なんと、通りかかったのは双葉食堂のご主人その人だったのです。そのままお店まで乗せていただきました。あれにはビックリ‼️でした。世間が狭いにも、ほどがあります😂


いただいたのは、昆布だしのきいた、コクのあるラーメン。利尻昆布の海で育った島の味です。親切なご主人の顔を見ながらすするラーメンが、おいしくないわけがありません🥰
ラーメンのあとは、近くの喫茶店「お休み処 談」で一休み。こちらは、日本の島でいちばん北の喫茶店——だと、私は思っています。最北のラーメンと最北の喫茶店をはしごした、ぜいたくな昼下がりでした。

おわりに
倹約は美徳です。でも、締めるところを締めているからこそ、ゆるめるところでゆるめられる。
礼文島に行かれたら、どうかウニの季節に。そして一度だけ、財布のひもをゆるめてみてください。
その一皿は、きっと一生ものの思い出になりますから🥰
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