大川の滝・平内海中温泉|屋久島・西側を70代一人旅で(個人ガイドさんと!)

九州の島

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個人ガイド・Hさんと島内一周へ

屋久島3日目は、個人ガイドのHさんにお願いして、島内一周の旅。Hさんは高齢者の案内にも慣れていて、「無理せず、でもしっかり楽しむ」ペースで連れて行ってくださいました。70代のひとり旅には、こういう頼れる案内人がいると、ほんとうに心強い。

出発は安房(あんぼう)から。島の海沿いをぐるりと西へ向かって走り、宮之浦港を経て、いよいよ西側の絶景コースへ。車窓から見える海の青さに、もう気分は上々でした。

東シナ海展望所——水平線が、どこまでも

最初の立ち寄りは東シナ海展望所。その名のとおり、東シナ海が一望できる展望スポットです。遮るものが何もなく、水平線がぐるりと弧を描いている。「島たび最高〜!!」と、理屈ではなく身体で感じる瞬間でした。風も気持ちよく、しばらくぼうっと立ち尽くしてしまいました。(この瞬間がまさに島たびの醍醐味!!)

屋久島の東シナ海展望所。「東シナ海展望所」の青い標柱と石畳の展望広場
東シナ海展望所からの眺め。曇り空の下、水平線と海岸線がどこまでも続く

永田いなか浜——ウミガメが産卵に来る、日本一の砂浜

続いて訪れたのが永田いなか浜。日本最大級のアカウミガメの産卵地として知られる、白い砂浜です。この日は産卵シーズン前でしたが、「ここにウミガメが来るのか」と思うだけで、砂浜の見え方がちがいました。波が穏やかで、靴を脱いで砂の感触を確かめたくなるような、やさしい浜でした。

そして、ウミガメは見つけられなかったけど、ウミガメの岩を発見😊!!

「永田いなか浜」と書かれた木の看板。ウミガメが産卵に来る浜の入口
永田いなか浜の白い砂浜と青い海。ウミガメの産卵地として知られる浜
永田いなか浜の波打ち際。砂浜に点在する岩に白い波が寄せる

屋久島灯台——島の西の果てに立つ、白い灯台

屋久島灯台は、島の西端に立つ白い灯台。青い海と白い灯台のコントラストが美しく、思わずカメラを向けてしまいます。灯台越しに見える水平線の向こうは、もう中国大陸の方向。そんなことを考えると、島の端っこに立っているんだなあ、という不思議な気持ちになりました☺️

屋久島灯台の入口。「屋久島灯台」の案内板とレンガ塀の奥に白い灯台
屋久島灯台の前に立つ70代ひとり旅の女性。島の西端に立つ白い灯台

屋久島ザル——「餌をあげない」で取り戻した共存

道中、屋久島ザルに遭遇! こちらを全く気にすることなく、近寄ってくることも逃げることもありません。2枚目の写真のように、こんなに近くに寄っても逃げないんですよ☺️

ガイドさんが教えてくださったのですが、20〜30年ほど前は、観光客がサルに餌をあげてしまい、サルが人に寄ってきてトラブルになることも多かったそう。それを島ぐるみで「餌をあげない」と徹底した結果、長い年月をかけてようやく、サルが人間に寄ってこなくなり、いまの穏やかな共存が生まれたのだとか。人間も、サルも、根気強かったのですね。

屋久島の森にいる屋久島ザルの群れ。落ち葉の上で毛づくろい
屋久島の道路の上に座り込む屋久島ザル。人を気にせずくつろぐ姿

大川(おおこ)の滝——落差88m、桁違いの迫力

この日のハイライトのひとつが、大川(おおこ)の滝。落差88メートル、日本の滝百選にも選ばれた名瀑です。

近くで見ると、もう「迫力」という言葉では足りない。轟音と水しぶきで、全身が震えるような感覚。「桁が違う」とはこのことか、と思いました。雨が多い屋久島ならではの、これだけの水量。雨が降ると立入禁止になる区域もあるほどです。晴れた日に間近で見られたのは、ほんとうに運がよかった。

「日本の滝100選 大川の滝」と刻まれた石碑。奥に霧の中の滝
屋久島の大川の滝の前に立つ70代ひとり旅の女性。落差88mの水しぶき

平内海中温泉——潮が引いたら現れる、混浴の秘湯

最後に立ち寄ったのが、平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん)。海岸の岩場に湧き出る、干潮のときだけ現れる温泉です。しかも男女混浴。ドキドキ。

「平内海中温泉 入口」と矢印が書かれた青緑色の看板。海岸へ下る入口
平内海中温泉へ下る海辺の岩場の道。干潮時に現れる温泉と曇り空の海

この日は実際に入っている方はおらず、私もほんの少しだけ足を浸けるくらいでしたが、それでも「入った!」という満足感は十分。

塩気のある温泉が、海の波音とともに肌を包んでくれました。なんだか、足だけツルツルになった気がしました☺️——まあ、ちょっとだけですけれど。人生、チャレンジは続きます☺️

西側一周を終えて——屋久島の「もうひとつの顔」

縄文杉や白谷雲水峡で知られる屋久島ですが、島を一周してみると、海あり、滝あり、温泉ありで、まったく違う顔が見えてきます。個人ガイドのHさんがいてくださったおかげで、高齢のひとり旅でも安心して、こんなに盛りだくさんの一日を過ごせました。

今日が人生で一番若い日

後半(南側コース)は、千尋の滝、湯泊温泉、龍神の滝、そして東洋のマッターホルンと呼ばれるモッチョム岳を眺めながらのお弁当ランチと、これまた見どころたっぷり。続きは次の記事でご紹介します。

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